肉牛向け

NB-90【牛用】有用微生物配合混合飼料

おなかの中から健康管理。酵母・枯草菌・乳酸菌を利用して、生産性と肉質改善に大きく貢献します。

有用微生物配合 混合飼料 NB-90 牛用(NET 20kg)のパッケージ。日本微生物化学株式会社
配合菌
  • 酵母
  • 枯草菌
  • 乳酸菌
対象畜種
肉牛
主な目的
増体、肉色、肉質、ルーメンの安定
特長
消化率・増体・肉質
添加量の目安
全飼料に対して0.2%

製品パンフレット

NB-90の特徴、機能と効果、標準使用例をまとめたパンフレットです。印刷・PDF保存ができます。

パンフレットを見る

特徴

NB-90の特徴

消化率の良さ
繊維分の消化率が改善され、餌喰いと咀嚼回数が増えます。
増体の良さ
増体と肋張りの良さが目立ち、腿ヌケの良さにつながります。
肉色・肉質の良さ
買参人好みの牛づくりを支える、肉色と肉質の良さです。

ゼオライト、アルファルファミール、米ぬか油かす、ふすま、海藻粉末、硫酸第一鉄を含み、各種ミネラル、ビタミンB群を含んでいます。

タンパク質分解酵素、脂肪分解酵素、澱粉糖化酵素、繊維質を分解する酵素を多く分泌する微生物(酵母、枯草菌、乳酸菌)が含まれています。

NB-90使用牛肉(サシの入ったロース)

肉牛向け

牛肉

消化率の良さ、増体と肋張りの良さ、肉色・肉質の良さを三大特長としています。腿ヌケの良さが目立ちます。

機能と効果

NB-90の機能及び効果

消化率の良さ・増体の良さ・肉質の良さ。買参人好みの牛作りです

繊維分の消化率が改善され、餌喰いが良くなり咀嚼回数も増加します。繊維分であるセルロース、ヘミセルロース、ペクチン等に結合している複合タンパク質も可消化になり、フィチンリンの消化も促進されます。炭水化物代謝が活発に行われれば基質分解がさらに進み、電子受容体となる中間代謝産物の生成量が多くなります。

基質分解が進めば、牛の栄養である酢酸やプロピオン酸の生成量も増加します。餌の食い止まりがきません。

咀嚼回数の増加に伴い、大量の唾液がルーメン内に流入することによって多量の炭酸水素イオンがルーメン内に投入されることになります。その結果、ルーメン内のpHが安定します。ルーメンの状態が安定していますので餌食いが、まさに安定しています。ビタミンA欠乏期も安定して餌を食べますので腿ヌケになりやすい状態です。

ルーメン内pHの安定はプロトゾアの増殖を促進させます

プロトゾアの増殖は、飼料中に含まれる電子受容体となるリノール酸に水素添加という現象をもたらし、オレイン酸を増加させます。脂肪中の脂肪酸組成が改善されますので、脂の旨い美味しい肉、さっぱりとしていて、牛肉臭というより牛肉の香りが、口の中で肉の旨さとともに広がる肉です。「箸の伸びる牛肉」と言われるような肉に仕上がってきます。

さらにプロトゾアの増殖は牛にとって良質なタンパク源の確保になり、増体の良さ・枝肉重量増加の大きな要因となります。増体、枝肉歩留まり、肉色、肉質、キメ締まり、腿ヌケ、脂肪等々、買参人好み、消費者好みの肉に仕上がります。

肉色の良さが目立ちます

増体の良さは、筋肉内にグリコーゲンの蓄積を促します。肉に甘さも加わります。一方、肉の細胞はまだ生き続けようとして、エネルギー代謝でグリコーゲンから乳酸が生成されます。それにより筋肉内が酸性に傾きます。そのことによってミオグロビンと酸素の結合性が促進されますので、肉の発色性の良さと肉色の持続性の良さをもたらします。肉のキメ締まりや張りも違います。コラーゲン膜がしっかりし、ドリップの出にくい肉になります。

グリコーゲンの存在はミトコンドリアの「生存」を意味し、ミトコンドリアのエネルギー源はATPであり、ATPはグリコーゲンの代謝によって作られます。グリコーゲンが消失すればミトコンドリアの「死」、すなわち細胞の「死」を意味します。その結果、コラーゲン膜の軟弱化、ドリップの出やすい肉になってしまいます。

真空パック開封後、冷蔵保存4時間経過の比較。上段:NB-90使用区(試験区)と対象区、下段:拡大。試験区はドリップが出にくく、肉色が保たれている様子が確認できます。
真空パック開封後、冷蔵保存4時間経過の試験区・対象区の比較写真

新陳代謝の活発化

NB-90の各種ミネラルに含まれるアルカリ金属が血中に移行して、血液のpHを弱アルカリ性に保つことに役立っています。小腸下部から大腸にかけては弱酸性を保つことが正常であり、血液は逆に弱アルカリ性が健康的なのです。

糞の悪臭が減少します

糞中の飼料穀物が、著しく減少し糞は粘土状を呈してきます。消化が良くなりますので、臭気の低減にも役立っています。腸内細菌が安定しアミン類や硫化水素、メルカプタン等の発生が抑制されます。牛舎内や体内で発生するアミン類やアンモニアが減少することによっても、肉色に好影響をもたらします。

糞の堆肥化が早まります

糞は消化酵素によって、低分子化されていますので、分解が早まり完熟化が促進されます。

標準使用例

標準使用例

畜種添加量
(全飼料に対して)
NB-90/エサ1日分NB-90/エサ1ヶ月分
肉牛0.2%14g/7kg420g/210kg
乳牛0.2%40g/20kg1200g/600kg

繁殖牛と、その子牛。購買者好みの牛作りです

繁殖牛の餌はフスマと稲ワラ、あるいは乳牛の残餌で、毎日2.5~3.0kgが与えられています。農場によっては稲ワラは自由摂取の方式を採っていますが、それほど食べてはいないようです。

繁殖牛には、NB-90を1日10g与えてください。糟糠類のフスマと粗飼料の稲ワラの消化率がはっきりと改善されますので、繁殖成績に好影響をもたらします。繁殖牛は1年1産の子牛の生産に役立っています。そのための健康管理です。

使用量の目安

使用量の目安を計算する

1日に与える飼料の量を入れると、NB-90の使用量の目安が分かります。

標準使用例では、肉牛は飼料1日7kgに対してNB-90は14g、乳牛は飼料1日20kgに対して40gです。

計算結果

添加率(全飼料に対して)
0.2%
1日あたりの使用量
未入力
30日あたりの使用量
未入力

ページに記載の標準使用例にもとづく目安です。実際の給与量は飼育条件により異なります。詳しくはお問い合わせください。

使用方法

NB-90の使用方法

子牛には、必ず離乳してから与えてください。ミルクを飲みながらも早い時期から草を食べ始めますが、その時期はルーメン内が不安定になっています。ルーメンが発達しておらず、胃がまだ完全に4つになっていないためです。

ルーメンは3ヶ月齢頃には明確になり、その頃離乳します。一般的に哺乳期間は3ヶ月間ですので、NB-90は離乳後から5ヶ月齢までは5g、5ヶ月齢〜10ヶ月齢は10gを一頭当たり毎日与えてください。

哺乳期(乳酸菌、整腸作用、腸管免疫)と育成期(ルーメン、腹作り、肋張り、増体)にわたるNB-90給与量の目安。3ヶ月齢から5g/日、5ヶ月齢から10g/日、10ヶ月齢で出荷へ。
NB-90使用方法。哺乳期・育成期・出荷までのタイムライン図

草や配合飼料の消化率の良さが特長です。餌食いの良さが目立ちます。特に草や繊維分の消化率が向上しますので草の食下量が増えます。消化が良いので空腹感が得られ、また食べるということの繰り返しが続きます。

牛は6ヶ月齢で全身の骨格筋がほぼ決まります。9ヶ月齢には体型が完成します。草をよく食べて育った子牛は肋張りが良く肩幅の広がる子牛に仕上がっていきます。ルーメンが順調となり反芻も良くなるために、尿石や下痢の改善にも大きく役立ちます。

出荷時には、前から見ても後ろから見ても体型が良くなりますので、購買者好みの牛になります。血統によって産まれた時点で体長・体高はそれぞれ異なりますが、離乳後からNB-90を与えることによって、理想の体型になりやすく体型が揃ってきます。

導入子牛事例(左)肥育前期 12ヶ月齢未満、(右)子牛出荷直前 生後10ヶ月齢
導入子牛の事例写真。肥育前期12ヶ月齢未満と、子牛出荷直前10ヶ月齢

子牛が餌をよく食べるからといって、NB-90を1日20g与える必要はありません。決められた量を決められた期間しっかり与えてください。1日10gで十分です。

子牛といえども、群飼いの場合には強い牛が必ずいます。餌の上にNB-90を振りかけただけでは、強い牛が全部食べてしまい、食べた牛と食べられなかった牛とで大きな差が生じます。必ず撹拌して与えてください。

和牛肥育編

NB-90 和牛肥育編 〜生産から出荷までの流れ

離乳子牛から30ヶ月齢出荷までの4大特徴(餌喰いの良さ、消化率の良さ、増体の良さ、肉質の良さ)と給与量の目安をフローでまとめています。

NB-90 和牛肥育編。離乳子牛から30ヶ月齢出荷までの4大特徴と給与フロー

※注意点:所定の添加量を餌とよく混ぜて与えてください。

F1牛肥育編

NB-90 F1牛肥育編 〜生産から出荷までの流れ

離乳子牛から26ヶ月齢出荷までの4大特徴と給与量の目安です。F1の場合、前期飼料を12ヶ月齢までとし、12〜18ヶ月齢をビタミンA欠、18〜24ヶ月齢を後期仕上げ期とする農場もあります。

NB-90 F1牛肥育編。離乳子牛から26ヶ月齢出荷までの4大特徴と給与フロー

ホルスタインは終始、増体・肋張り、背中の肉付きの良さを重視し、仕上げは肉色と脂の質を求められます。

注意事項

使用上の注意

  • 直射日光を避け、冷暗所に保存してください。
  • 飼料に混ぜる際は、できるだけ均一になるようにしてください。トップドレスの場合には必ず攪拌してください。さもないと強い個体に拾い喰いされます。
  • 途中での飼料の変更はやめてください。
  • 出荷前3ヶ月での与え始めに注意してください。急に食下量が多くなった場合、牛が若返り状態となり、脂肪が硬くなることがあります。
  • 子牛に与える場合には、離乳してから与えてください。
  • 素牛導入の場合は、餌慣らしが終了してから与えてください。
平日 09:00-17:00電話で相談お問い合わせ